いつもお世話になります、春日井典子先生よりご著書『ライフコースと親子関係』(1976年・行路社)を頂きました。この元になっている論文が久保田はとても好きで、好きだ好きだ言っていたら本を頂いてしまいました。おねだりしてしまったみたいですいません。長寿化や子どもの数の減少等によって出現した、子育てを終えた親と、子育て中の子という、比較的対等な大人同士の関係としての「中期親子関係」という視点は、親子「関係」と親子「役割」が分析的に議論されない日本の文脈では、今後も非常に重要になるのではないでしょうか。
最近では、海外ドラマ「ブラザーズ&シスターズ」を見ていて、春日井さんの議論を思い出しました。
絶版になっているらしく、アマゾンで本が見つからないので、代わりにもう一冊のご著書を紹介させていただきます。