年に一度の日本社会学会の大会が、名古屋大学で開催されます。今年も大勢の研究者が集まって、報告と議論を行う予定です。どうしても院生の発表が中心になりがちなのが社会学系の学会の常ですが、日本社会学会は名のある先生方も院生に混じって報告されるので、緊張感があって久保田は好きです。院生は偉い先生の前で変な報告はできないと思い、教員は学生の前で醜態をさらせないと感じているのかもしれません。
久保田は6日(土)、一日目の午後に報告予定で、「買わずに自分で作ることの文化社会学―ジェンダーの視点からみた日曜大工とDIY」というタイトルで報告させていただきます。買わずに作ることは、シェアハウジングやスクワットを考える上でも重要な点で、当日は、G・ベッカーの家事生産理論、G・リッツァーのマクドナルド化概念などを用いつつ、日曜大工がDIY(Do it Yourself)へと変化していく様子を、新聞記事分析を用いてジェンダーの視点から報告する予定です。
一応、文化社会学の部会を希望していたので、タイトルにも「文化社会学」って入れたんですけど、サブタイトルに「ジェンダー」って書いたらジェンダーの部会に入ってしまいました。まあ、いいんですけど。去年はコモンズ論についてやったので都市部会、一昨年はスクワットについてやったので社会運動部会でした。社会運動部会は、聴衆よりも報告者や司会を含めたスタッフの数が多くて、でもそれなりに濃い議論ができて楽しかったですが。
また、今回の大会の目玉は、『リスク社会』論で有名なウルリッヒ・ベック氏と、エリザベス・ベック=ゲルンスハイム氏がご夫婦で来日され、講演されるとのこと。楽しみですね。
一応、文化社会学の部会を希望していたので、タイトルにも「文化社会学」って入れたんですけど、サブタイトルに「ジェンダー」って書いたらジェンダーの部会に入ってしまいました。まあ、いいんですけど。去年はコモンズ論についてやったので都市部会、一昨年はスクワットについてやったので社会運動部会でした。社会運動部会は、聴衆よりも報告者や司会を含めたスタッフの数が多くて、でもそれなりに濃い議論ができて楽しかったですが。
また、今回の大会の目玉は、『リスク社会』論で有名なウルリッヒ・ベック氏と、エリザベス・ベック=ゲルンスハイム氏がご夫婦で来日され、講演されるとのこと。楽しみですね。