千葉大学の米村千代先生より、岩上真珠編『<若者と親>の社会学――未婚期の自立を考える』青弓社を送っていただきました。どうもありがとうございます。とても嬉しく思います。
岩上真珠先生を中心とした、ポスト青年期の若者の家族関係に関する一連の研究の最新の成果のようです。特に、米村先生が執筆されている第4章「親との同居と自立意識――親子関係の'良好さ'と葛藤」が、久保田も非常に関心のあるテーマで、さっそく読ませていただきました。
家族と同居するか/家族の元を離れて暮らすか、という選択が、若者の自立とどのような関係にあるのかは、「ひきこもり」や「ニート」が問題となる現在、非常に重要なテーマだと思います。是非ともシェアハウジングに関する議論と接続してみたいと思います。関連文献と一緒に紹介しておきます。