シェアハウスに限らず、カーシェアやシェアオフィスなど、他人と資源を「共用」することの意義と効率がさまざまな場面で議論されるようになってきました。そんななか、『環境会議』という雑誌から依頼を受けて、「シェアハウジングが拓く共生の多様なあり方」という記事を書かせて頂きました。貴重な機会を頂いた、編集の木本さま、どうもありがとうございました(いろいろとご迷惑をおかけしました)。
さて、「みんなで住居を共用すれば、それはエコだろう」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは言い切れないんじゃないか、という具合に、シェアを直截にエコロジズムと結びつけることに慎重な姿勢でを貫いています。また、同じくシェアを「つながり」や「仲間」を求める近年の若者の共同性志向と解釈することにも、一定の留保をつけています。
いま読み返すと、もう少し紙幅があればもう少し詳しく書くこともできたかなと反省する点も多々ありますが、ご関心のある方は是非お手にとってください。