2011年11月アーカイブ

大阪大学の稲場先生より、新刊『利他主義と宗教』(2011年、弘文堂)を頂きました。出版おめでとうございます。刊行を楽しみにしておりましたので、嬉しいです。

東日本大震災の記述から始まる本書は、宗教と聞くと拒絶反応を示してしまう人が多いかも知れませんが、「他人を助けたい」「他人のために何かしたい」と思う気持ちとはいったい何なのかを考える上で非常に重要なものと思います。はたして、著者のいう「利他主義」は、社会関係資本論にいう十分に拡張された利己主義、長期的な利己主義とどのように異なるのか、興味深いところです。

詳細は、これから読ませて頂きますので、読み終えましたらまた感想などアップしたいと思います。

重ねて、出版おめでとうございました。

関連書籍と一緒にご紹介させて頂きます。


  

阿佐ヶ谷のシェアイベントで知り合った中川さんから声をかけていただき、鶴橋にて、日常編集家のアサダワタルさんとお会いしたんですが、そのときの対談の様子が収録された『未来回路4.0』が11月に出版されています。

アサダさんは数年前に「住み開き」という活動を行っていて、そのときからずっとお話させていただきたいと思っていたので、今回お会いする機会が持てて本当に嬉しかったです。

http://sumibiraki.blogspot.com/

二人の共通点や、スタンスの違いなども見え隠れしつつ、刺激的な2時間でした。

『未来回路4.0』には、他にもpha(@pha)さんと玉置 沙由里(@sayuritamaki)さんの対談や、齋藤桂太(@satoketa )くんたちの座談会なんかも収録されていて、盛りだくさんな内容となっております。

以前の号と併せて、ご紹介させていただきます。


著書・訳書の紹介



 
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