大阪大学の稲場先生より、新刊『利他主義と宗教』(2011年、弘文堂)を頂きました。出版おめでとうございます。刊行を楽しみにしておりましたので、嬉しいです。
東日本大震災の記述から始まる本書は、宗教と聞くと拒絶反応を示してしまう人が多いかも知れませんが、「他人を助けたい」「他人のために何かしたい」と思う気持ちとはいったい何なのかを考える上で非常に重要なものと思います。はたして、著者のいう「利他主義」は、社会関係資本論にいう十分に拡張された利己主義、長期的な利己主義とどのように異なるのか、興味深いところです。
詳細は、これから読ませて頂きますので、読み終えましたらまた感想などアップしたいと思います。
重ねて、出版おめでとうございました。
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