2011年12月アーカイブ

日頃お世話になっております、阪大の木前利秋先生、OBの亀山俊朗さんらの共著『変容するシティズンシップ――境界をめぐる政治』(白澤社、2011年)を送って頂きました。どうもありがとうございました。勉強させて頂きます。出版まで、随分長いことかかったようで、どうもお疲れ様でした。

亀山さんが昔からずっとシティズンシップ、シティズンシップと言っているのを横で聞いてて、特に何の感慨も湧かなかったんですが、最近とある事情でとても興味が湧いてきました(笑)。電話でもお祝いとお礼を言いましたが、改めて出版おめでとうございます。勉強させて頂きます。

以下、2008年に出た木前先生の単著と併せて、ご紹介させて頂きます。

ベーシック・インカムの研究会などでもお世話になっております、名古屋大学の田村哲樹さんから、宇野重規さん、山崎望さんとの共著『デモクラシーの擁護――再帰化する現代社会で』を御恵投いただきました。

噂には聞いていましたので、刊行を楽しみにしておりました。年末の出張に持って行くるか最後まで悩んだのですが、すいません重いのでおいてきました(笑)。年が明けましたら、じっくり読ませて頂きます。感想なども追って上げますが、取り急ぎお礼とお祝いまで。

少し前にでた『模索する政治』と合わせてご紹介させていただきます。


立命館大学の鎮目真人さまより、New Liberal Arts Selectionシリーズの『社会福祉学』(平岡先生、杉野先生、所先生との共著、有斐閣2011年)を頂きました。封筒を開けた途端にサイケデリックな表紙が出てきてびっくりしましたが、これはシリーズ共通なんですね。さすが有斐閣、攻めの姿勢を崩しませんね。

パラパラと拝読しましたが、このシリーズはおそらくアメリカ型の入門から応用まで幅広く書いてある網羅的な分厚いテキストを目指したもので、体系的に社会福祉学を学んだことのない久保田には大変ためになりそうです。これはつまり、「お前ちゃんと社会福祉学勉強しろコラ」ということなのだと思います。頑張ります(涙)。

重ねて、出版おめでとうございます。

沢山売れることをお祈りしています。

今年から奈良女子大学に赴任された井口高志さんの研究室に遊びに行ったときに、藤村正之編『差別と排除の[いま]4 福祉・医療における排除の多層性』(2010年、明石書店)をお土産に頂いて帰りました。もちろん、勝手に持ってきたわけではありません。

井口さんは第3章認知症をめぐる排除と包摂―老い衰えといかに生きるか?」を執筆されています。久保田はこの分野については全く不勉強なので、勉強させて頂きます。

2007年の単著と併せて、ご紹介させて頂きます。どうもありがとうございました。
関西でまたご飯でもご一緒できる日を楽しみにしております。

家族社会学の分野でも児童虐待の研究で有名な、徳島大学の上野加代子先生から、新刊『国境を越えるアジアの家事労働者――女性たちの生活戦略』を送っていただきました。お礼&ご連絡が遅くなり、申し訳ありません。

本書の内容については、出版前にKAFS(関西家族社会学研究会)にてご報告・議論させていただいたものなので、とても感慨深く思います。2007年ごろからの科研のフィールドワークを元にした分厚い調査から、ケア労働力の国際移動の現実迫っている作品です。

詳しく拝読しましたら、追って感想なども上げたいと思います。

重ねて、出版おめでとうございました。過去の著作と合わせて、ご紹介させていただきます。


構想日本のメールマガジンに寄稿した縁で、12月5日付けの中日新聞/東京新聞の夕刊文化面に、日本のシェアハウスに関する記事を書かせて頂きました。タイトルは「共同生活(シェアハウス)の再発見」で、コレクティブハウスにも言及しています。

写真を提供して頂いたNPO法人コレクティブハウジング社さまにも、この場を借りて御礼を申し上げます。

僕は群馬と東京都関西にしか住んだことがないのでよく知らなかったのですが、中日新聞は全国紙でも地方紙でもなく、東京新聞などいくつかの地域を含む「ブロック紙」と呼ばれるもので、系列を全部合わせると335万部と全国第4位の発行部数を誇るそうです。産経や日経は抜かれちゃうんですね。

中日新聞・東京新聞のエリア内の方は、興味があれば5日の夕刊を探してみてください。

ご意見、ご感想などもお待ちしております。

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