先日、『未来回路』の対談でご一緒させて頂きましたアサダワタルさんから、新刊『住み開き――家から始めるコミュニティ』(2012年、筑摩書房)を御恵投頂きました。どうもありがとうございますー。買おうと思ってたところでしたので、嬉しいです。
もう「住み開き」っていうネーミングが、やっぱり耳にすっと入ってきますよね。名前勝ちというか。
対談でお話しさせて頂いたときには、「住まいを<ちょっとだけ>開く」の<ちょっとだけ>の部分、つまり、全部開くのでもなく、無理して開くのでもなく、<ちょっとだけ>開くというポイントがすごく面白いなと思っていたのですが、本の中身を見ていると、割と様々な開き度合いの様々な試みを広く紹介しているという感じで、これもこれで面白いですね。有名な「まれびとハウス」や「渋家」(第三期)なんかも取り上げられています。
また、シェアの話はどうしても東京中心になってしまいがちですが、アサダさんが大阪を拠点にされているせいか、大阪の様々な試みが紹介されているのもこの本のポイントの一つでしょう。遊びに行ってみたいところが沢山有りました。あと、松本哉さんや三浦展さんとの対談も興味深く拝読しました。
沢山の人が読んでくれるといいですね。三浦さんの本と併せてご紹介させて頂きます。